色弱のオタクが絵を描き始めてどうなったのか

どうも。園田うきです。

2022年の5月頃から萌え絵を描き始めて、今は百合イラストや百合漫画を描いてるオタクです。
タイトルの通り、僕は色弱です。昔は「色弱だし、絵はなぁ~」とかなんとか思ってやらない理由を探してた時期もあった記憶がおぼろげにあるんですが、いつの間にかこうなってました。

TL;DR

色弱によって意外と困ってないが、本当に困るのは「自分で困ってる」ということに気づけないこと。
でも、正直「なんとかなる」と思ってやってます。

どれくらい酷いのか

64のスマブラのリンクいたじゃないですか。
小学生の時はその、リンクのデフォルトカラーと赤色の見分けがマジで付きませんでした。みんなに同意を求めても「こいつ頭湧いとるんか?」みたいな反応をされた時からちょっとおかしいとは思ってました。
64のスマブラが発売された時に小学生だったというところから年齢を推測しないでくださいね。

あと、東方星蓮船の赤UFOと緑UFOの見分けも(初期版)付きませんでした。というか、ここで「流石におかしい」と思って、インターネットで調べて色弱であると発覚しました。

更に、焼肉の焼けた色がわからないので毎回人に焼いてもらってたり、水色かグレーっぽい色だと思って着てた(もうこの時点でおかしい)服がピンク色だったとか、信号機の赤と黄色は見た目じゃなくて位置で見分けるしか無いとかそんなところです。

イラスト制作においてどれくらい困ってるのか

実は意外と困ってない。

CLIP STUDIO PAINTには、「画面から色を取得」という機能もあるし、カラーサークルの場所とか、RGBとかHSVの数値の大小等の視覚的情報で色を覚えればなんとかなります。

ですが、好きな色を選べるという場面が出てきた時、気を抜くとメチャクチャキツい色を置いてしまいそうになるので、彩度を低く抑えるというのは常に意識してます。
これは特定の色を感じる能力が弱いので、自分は「これくらいはキツくない」と思っても、正常な見え方をする場合は鮮やか過ぎると感じることによるものです。

地味に困る場面というと、模写する時に困ります。
僕はあまり模写はしないんですが、模写をする時に「スポイトを使わずに同じ色を置いてみる」という練習方法をやる際、どう選べばいいかがマジでわかりません。

僕がやってる対策

僕も絵を描き始めて3年ちょい、pixiv には190枚くらいフルカラーイラストを上げている僕がやってるささやかな対策を紹介します。

まだ色弱による色の間違いを指摘されたことはありません。
指摘してくる人が出てくるるほど見られてないという説もある……。

カラーサークルをクソデカく表示しておく

僕のクリスタのUIの一部のスクショがこちらですが、できる限りデカく表示してます。

間違えやすい色の範囲を覚えておく

この辺とこの辺は明度や彩度によっては間違えやすい気がしてます。
そして、この右側の緑エリアは使うのが難しいのでちょっと控えてます。

カラースライダーをHSV表示にしておく

数字で覚えられるのでわかりやすいです。

モノクロ漫画を描く

身も蓋もない……。
ですが、表紙はカラーにしないといけないので逃げられません。

カラーセットによく使う色を入れておく

僕はカゲ色と肌色をカラーセットに入れて毎回同じ色で塗ってます。
ちなみに右端が肌色ですが、H12 S6% V100% です。何を参考にこの色になったのか正直覚えてない……。

本当に困る時は自分で気づけない

正直、これまでの段落で書いたことは些細なことです。本当に困る時はマジで気づけません。

前に、「ナンジャモの髪一色で塗る絵師wwwwww」みたいな話があったと思うんですが、そういう時にメチャクチャ困ります。

「困ります」と言ってますが、実際一番の問題は「困ってることにすら気づけない」んですよね。これがメチャクチャ厄介。
僕にはナンジャモちゃんの髪の色は1色にしか見えないので、スポイトがあったとしても、「こことここで色が違うから2回スポイトで色を取ろう」とはならないんですよね。

対処法は、カラーラフを描いて人に見てもらって髪の色がおかしくないかを清書より前に気づくくらいしか無いんですよね。

色弱かクオリアか

これは色弱の問題とかクオリアの問題とか色んな要素が入り混じってる気がするんですが、僕は自分の感覚で色を選ぶと「それは違うよ」と言われ続けてきたので、自分の色の判断に自信が持てなくなってしまってるんですね。

なので、本来色弱でも判別できてる色でも、「もしかしたら違うかもしれない」という思いが働き、「これは何色だ」と断定できないことが非常によくあります。

じゃあなんでそんな障害があるのに絵を描き始めたのか

正直、僕は常にこの見え方なので、こんなに日常生活で不便してるというのに、つい「自分が色弱であること」忘れてしまうんですよね。
はじめると決めて板タブを買ったときにはもう自分が色弱であることは忘れてました。記憶が定かではないんですが、はじめて色塗りする時にやっと思い出して「うーん……まぁなんとかなるやろw」とか思ったような気がする。

この間、古くからの知り合いに「そういえば、絵を描き始めたみたいだけど色弱はどうしたの?」って聞かれて素直に「あー……それ忘れてたわ」ってなったんですよね。
いや、これ説明が難しいな。覚えてるんだけど忘れてるみたいな……。

僕は「Twitterアイコンを自分で描くために絵を描きたい」と思ったんですが、その目標や表現することの楽しさの前には色弱であるということは些細なことだったんですね。

なんかいい感じの言葉で締めれたのでこれで終わりにしましょう!
というか、こんな感じのこと言ってるけど、実際は「まぁなんとかなるやろ」の精神で常に生きてるので、深刻そうに書いたけど自分自身は大して深刻に思ってないっていう。ブログのネタが1個出来てラッキーくらいにしか思ってないっていうね。

あ、「この絵のここの色どう考えてもおかしいぞ!」ってのがあったらこっそり教えてください……。 → 園田うきの質問箱