前回、2025年買ってよかった百合漫画5選という記事を書きましたが、今回は2025年に連載を開始した作品に絞ってお話いたします。
ここに書いてある作品は2025年に連載がはじまったばかりのものなので、今のうちに追いかければ後々人気になった時古参ヅラできますよ……。
と思ったんですが、「キミが吠えるための歌を、」は単行本1巻が2024年に出てますね……。もう書いて一度公開してしまったのを消すのもアレなんで許して……。
キミが吠えるための歌を、
作者: 樫風先生
既刊: 2巻（3巻が2026年1月17日に発売します）
出版社: 一迅社(百合姫)
ジャンル: 音楽、バディものに近い、恋愛……？
有名作品であるところの「ロンリーガールに逆らえない」の樫風先生の新作です。
まだ恋愛になるかはわかりませんが、晴と優雨の出会いのシーンがすごく好きで、そこから音楽を通して深まっていく仲を描いてるのが良い……。
僕は幼馴染とか姉妹などの、長らく一緒にいたという関係性も好きなんですが、いわゆる「運命の出会い」ってのも大好きなんですよね……。
そして、今の最新話では2人の仲にちょっと進展があったような……？という気がしてますます楽しみになってきた作品です！！
めっちゃアニメで映えると思うからアニメ化してほしい……
バカに告白
作者: 矢坂しゅう先生
既刊: 1巻
出版社: KADOKAWA(カドコミ)
ジャンル: 片思い、でもポップ、あまあま
「どうしたら幼馴染♀の彼女になれますか!?」の矢坂しゅう先生の作品！
個人的にバカ告の方が好き！……かも。
タイトルは「バカに告白」ですけど、告白した側もド直球で想いを伝えまくる、「バカ」に見えなくもないのが好き……。
運動バカと、天文バカみたいな。学力的な意味ではそりゃあ……って感じですが。
一途に恋する女の子は可愛いし、その相手が女の子なら……なおよし！みたいな作品で大好きです！
1話の引きが好きすぎるんですよね。
「私は先輩のこと考えて一睡も出来なかったのに、先輩は私のことなんて1ミリも頭になかったんだ」からの「私でいっぱいにしてみせます！」で終わる流れが美しすぎる！！！
咲きそめコンプレックス
作者: んみ先生
既刊: 単行本未発売（もうすぐ出るはず）
出版社: KADOKAWA(カドコミ)
ジャンル: おねロリ、ポップ、メスガキ気味
僕はおねロリがそこまで好きではないんですが、この作品は好きです。
そもそも、おねロリ作品をそこまで読んだことないのはある……。
なんというか、この作品……面白いんですよね。ギャグというか……セリフ選びが。
ところどころで「ふふっw」となるセリフ選びがメチャクチャ良いんですよね。
公式Xアカウントでもそういう「強いコマ」みたいなのがメッチャ取り上げられてますし。
もちろん、百合としても良くて、最初はメスガキと言っても差し支えないほどだった愛花ちゃんだけど、話が進んでいくと徐々に態度が軟化してくるのも良い……。
#ギャルとギャルの百合
作者: イノウエ先生
既刊: 単行本1巻が12/26(金)発売！！
出版社: 小学館(サンデーうぇぶり)
ジャンル: ギャル！！！！！！！！！！！！！！！
白状します。僕はギャルの百合が大好きです。
なので、当然この作品は大好きです。当初は読み切りで読んで「メッチャおもろかった～～～！」と思ってたら連載になっててひっくり返った。
そして、「なんか絵に見覚えあるな……」と思ったら、死神坊っちゃんと黒メイドの人で、もう1回ひっくり返って元に戻りました。
読んでて「あ～幸せ～」って感じが良すぎるんですよね。
なんですかね。この空気感……。
そして、この作品の恐ろしいところは……週刊連載なところです……。
今は単行本作業などでお休み中のようですが、更新中は毎週読めます。
いいんですか？百合漫画を毎週読めて……？
晴れた日のドレスコード
作者: あげはる先生
既刊: 単行本未発売（百合姫 2025年11月号より隔月連載）
出版社: 一迅社(百合姫)
ジャンル: ファッション、ギャル、青春
僕は自分自身が服を好きなのもあったり、美容の世界を志してたこともあったりで、ファッションを題材にした作品が好きなんですよ。
そのうえ、主人公がちょっとギャルっぽいのが合わさってかなり好きです。
まだ2話なのでなんともですが、僕はかなり好きです。
女子の学生服にスラックスを選べるようになった学校の話で、スラックスを選んだヒロイン（どっちもヒロインだけど）を主人公が気にかけて……ってところから始まるんですが、主人公が「本当はパンツスタイルが好きだけど、スカートが似合っちゃうから…」ってところがかなり好き。
それとか、美羽が制服で履いてるスラックスと、夏希がもってるきれいめワイドパンツがちゃんとシルエットが微妙に違うのが良い！
多分、実物見れば明確に差があるのわかるんですが、絵でしかも白黒で描き分けるのはかなり難しいと思う……。
惜しくも紹介できなかった作品について
他にも紹介しきれなかった作品をタイトルだけでも書いておきます……。
- ダメ犬彼女
- 君のせいなんだから、責任とってよね
- オンニって呼んでもいいですか？
- 私だって青春したいですよ、本当は
- 白妙様、秘密ですよ
最後に
ギャルとギャルの百合を除いて、全てメインカップルの出会いが「運命的な出会い」みたいな感じの作品ばっかですまん……。