「買ってよかったもの5選」みたいなやつをやろうと思ったのですが、今年買ったもので百合漫画以外でよかったものがオイルヒーターしか無いので、百合漫画でやります。
2025年「買って良かったもの」5選
— 園田うき (@ukitouchtypist) November 20, 2025
・この恋を星には願わない1巻
・この恋を星には願わない2巻
・この恋を星には願わない3巻
・この恋を星には願わない4巻
・オイルヒーター
なお、出たのが2025年とは限らず、僕が2025年に買ったものが対象となります。ご了承ください。
この恋を星には願わない
作者: 紫のあ先生
既刊: 4巻
2025年は恋ねがの年だったと思います。
最初に4巻読んだときの衝撃マジでヤバくて……。
恋愛の好きと友達の好きのすれ違いを延々とやってる作品なんですけど、このすれ違いが悲しすぎて苦しくて……良いんですよね。
で、最初読んだ時は4巻の衝撃がヤバかったんですけど、読み直すたびに「ここ好きなんだよな~」ってシーンが増えていくんですよね。
最初、読んだ時は「この絵あんまり得意じゃないかもしれん……」と思ってたけど、今はこの絵が好き過ぎて……。
単純に絵がうまいだけじゃなくて、絵でセリフに書いてないところまで表現してる部分が多くて読みやすい。
このシーンの冬葵の指に巻いてる絆創膏を見て一緒にいようとする黒川先輩が良い……。

地味に好きなのは、4巻の内容があんなだったのに、あとがきで「ずっと考えていたシーンが描けたので楽しんでもらえたら嬉しいです」ってさらっと済ませてるところ。
来年の頭くらいに完結するのでちょっと寂しい……。
たとえとどかぬ糸だとしても
作者: tMnR先生
既刊: 7巻+後日談1巻(完結)
これ、大好きなんですよね……。
設定が「実の兄のお嫁さんに恋をしてて、何故かその3人で暮らしてる」っていう「それ詰んでない?本当に百合?」ってなるんですが、ちゃんと百合です。
恋ねがもとど糸も、読んでて苦しくなるタイプの百合漫画なんですが、そういう方向性の百合好きなのかもしれない。
僕は、こういう「本当に百合で終わります?」みたいな漫画を「いや、百合って言ってたから……」というのに縋りながら読んで、ちゃんと「百合だった!」って読み終えるところに快楽を覚えているのかもしれない……。
ウタちゃんと香瑠さん、幼馴染でもあるっていうのもなんか苦しさに拍車をかけてるような気がして……。
このページの「ゴミ箱に捨てていた自分の欲望がチラついて」ってセリフとか好きすぎる。




後日談の方も絶対に読んでください。本当に幸せな気持ちになれるので。
今日はカノジョがいないから
作者: 岩見樹代子先生
既刊: 6巻(連載中)
ちょ~~~~~~~~~~~好き。
1巻の「男とかいらないから」の見開きで、もうこの作品が大好きかもとなってしまいました。




これも例に漏れず読んでて苦しくなるタイプの話なんですが、僕は風羽子が一番好きなのでギリ耐えてます。いや、なんでだよ。浮気持ちかけた本人やぞ。
七瀬に感情移入しながら読んでたらキツそう……。
あと、絵がうますぎる。エッチ。
浮気百合行けるって方は是非。行けないとか行けるかわからないって人も注意して読んでください。
冷たくて柔らか
作者: ウオズミアミ先生
既刊: 5巻
最近読んだんですが、本当にメッチャ良い……。
中学生の頃の同級生(既婚者)と再会して……って導入なんですが、
主人公が30代っていう、あんまり他の百合漫画で見たこと無い年齢ってのも珍しい。
既婚者の同性にどうしようもなく惹かれていく様子とか、「でも、エマちゃんが単純にたからちゃんを受け入れることになるのもそれはそれで……いいんか?」となる間で揺れてて、どう展開するのか気になりますね……。
あとやっぱり、登場人物の年齢が年齢なので…というシーンが多いのも読んでて辛い……。
あと、作品の節々に感じられるオシャレというか大人っぽい雰囲気が他で感じられたこと無くてそれも良いんですよね。
こんな「キスしたい」って気持ちに気づいちゃうけど無かったことにしちゃうみたいな大事なシーンのすぐ後におでんの話が出てきたりするのもなんか好き……。




ケイヤクシマイ
作者: ヒジキ先生
既刊: 5巻
僕、実姉妹よりも義姉妹の方が好きかもしれんってくらい義姉妹百合が好きで……。
だって……義姉妹は恋愛ができるんですよ。いや理由が最悪すぎる。
ヒジキ先生、絵がメ~~~~~~ッチャかわいくて……。
同じ作者の「夢でフラれてはじまる百合」もメッチャ好きなんですが、ケイヤクシマイも好き……。というか夢フラは買ったのが去年だったので。
主人公は社会人で大人なのに、高校生の青山さんに翻弄されてるのが良すぎる……。
しかも途中から同棲するっていうね。



