DAOコンを買おうと思っている人へ

IIDXやBMSを家でプレイするためにDAOコンを買おうと思っている人、多分いると思います。いや、絶対いる。
僕も買ったのですが、いくつか罠にかかる点があったので、それを皆様に共有したいと思います。

静音化について

DAOコンは死ぬほどうるさいので、基本的に静音化は必須だと思います。
周りに家がない一軒家に一人で住んでて24時間やりたい放題みたいな人は音ゲーマーには少ないと思うので除外します。
まぁ、静音化についての情報はたくさん出てくると思うんですが、やり方についてはそちらを参照していただきたく思います。
ここで言いたいのは、鍵盤にサージカルテープを貼るタイプの静音化は絶対にやめたほうがいいということです。
これをやると、よっっっぽど上手くやらない限り高確率でボタンがハマります。
なんでボタンがハマるかというと、ボタンに貼ったテープの粘着部分がボタンの台座にくっついてしまうからです。
特に、2P側6番(1P側2番)と皿を同時に取る時がハマります。
ちょっとコントローラでやってみてほしいんですが、人差し指で6番を取りながら小指で皿を回すときの動きって6番を前に押しながら取りますよね。
そうすると、テープを貼った部分がボタンの台座に当たるような感じになるので、そのせいで更にハマりやすくなります。
更に、こうなってしまったボタンをちゃんとハマらないように直すのはメチャクチャ大変です。
しかも静音化の効果はそこまで大したことないように思います。
これをやったせいでボタンがハマった人は僕を含めて2人ほど聞いたことあります。
鍵盤にテープを貼るのはやめましょう。

ボタンの重さについて

買う前によく行くゲーセンのよく行く筐体のボタンの重さを調べましょう。
買ってから「ホームと違う」ってことが起きかねないです。
あと、DAOコンはバネが60gしか無い(バネを選べない)ので、60g以外のバネでやりたければバネも一緒に買いましょう。
これについてなんですが、熟練の筐体ソムリエの方々ならまぁ問題ないと思いますが、これをわざわざ書いた理由は、始めたばっかりの人が家で音ゲーをやる環境を整えるための選択肢としてDAOコンを選んだ場合であれば、注意しておくべき点だと思います。
始めたばっかりの人がボタンの重さを知るのは、プレイしただけでは難しいですが、beatmaniaIIDXゲームセンターマップというサイトがあるので、よく行くゲーセンの名前で検索をすると、ボタンの重さが書いてあるかもしれません。
今、昔通ってたラウンドワンを検索したらボタンの重さ書いてなかったですね。
親切なゲームセンターであれば、筐体にバネとスイッチの重さを書いてくれたりしてます。

専コンとの比較

ここでいう「専コン」とは、昔発売されたbeatmaniaIIDX専用コントローラのことです。
ボタンがバネとスイッチではなく、基盤に接点を押し当てて反応させるタイプになっているやつです。
昔使ってたんですが、多重と無反応が無視できないレヴェルになってきたのでDAOコンを買いました。
上達の観点から言うと、個人的にはどっちでもいいと思います。
専コンで練習してうまい人もいるし、僕みたいにDAOコンで練習してるけど十段の人もいます。
ただ、下記の点はDAOコンの方が勝ります
  • ボタンの感触をACと同じにできる
  • ある程度高額の投資をすることによって、「こんだけ高いもの買ったんだから」とやめにくくなる(場合によってはデメリットだが)
  • 皿を離さなくてもACと同じ距離
  • DAOコンの販売は今のところ常に受付中なので、買えるかわからないという状況が生まれにくい
  • コントローラそのものがカッコイイ
  • ボタンが光って気分が上がる
  • 打鍵音がパチパチ鳴って楽しい
下記の点は専コンの方が勝ります
  • 音が静か
  • 改造をしなければ皿が近いので手首皿が簡単
  • DAOコンよりは安く手に入る
  • コントローラ自体が軽いので引っ越しとかあっても安心