beatoraja vs Lunatic Rave2(LR2)

BMSをプレイする時、本体(アプリケーション)の選択肢として、beatorajaかLunatic Rave2があると思います。
betaorajaが後発の本体で、今も新しい機能が日々開発されてます。github:beatoraja
僕はbeatorajaを使いはじめて、220時間&1000万ノーツになるので、それなりに使ってる方と言えなくもないと思います。
なので、Lunatic Rave2と比較してどうなのかというところを書いていこうと思います。
でも、Lunatic Rave2はほとんど使っていないので、こちらについて間違ったこと書いてる可能性も無くは無いです。


判定

主流であるEASY判定とNORMAL判定についてだけ書きます。

EASY

本体ピカグレGREATGOODBADPOOR
beatoraja+-20ms+-60ms+-150ms+220ms, -280ms+500ms, -150ms
beatoraja皿+-30ms+-70ms+-160ms+230ms, -290ms+500ms, -160ms
Lunatic Rave2+-21ms+-60ms+-120ms+-200ms+1000ms

NORMAL

本体ピカグレGREATGOODBADPOOR
beatoraja+-15ms+-45ms+-112.5ms+220ms, -280ms+500ms, -150ms
beatoraja皿+-22.5ms+-52.5ms+-159.25ms+230ms, -290ms+500ms, -160ms
Lunatic Rave2+-18ms+-40ms+-100ms+-200ms+1000ms

左辺の方が幅が広い

  • EASY
    • ピカグレ: LR2 >= beatoraja(+-1msしか変わらない)
    • GREAT: beatoraja = LR2
    • GOOD: beatoraja > LR2
    • BAD: beatoraja > LR2
    • POOR: LR2 > beatoraja
  • NORMAL
    • ピカグレ: LR2 > beatoraja
    • GREAT: beatoraja > LR2
    • GOOD: beatoraja > LR2
    • BAD: beatoraja > LR2
    • POOR: LR2 > beatoraja

ざっくりとした特徴の比較

  • beatoraja
    • 光りにくく黄グレやGOODで拾いやすい
    • 皿の判定が緩い
    • 遅空プアが存在する
  • LR2
    • 光りやすく黄グレやGOODで拾いにくい
    • 遅空プアが存在しない
    • 早空プアの判定がやたら広い

ゲージ

よく使うEASYとHARDについてだけ書きます。

EASY

a = TOTAL値/ノーツ数

本体ピカグレGREATGOODBADPOOR空プア
beatorajaaa0.5*a-1.5-4.5-1.0
Lunatic Rave21.2*a1.2*a0.6*a-3.2-4.8-1.6

HARD

  • beatoraja
    • 0.152*TOTAL-320/ノーツ数を比較して小さい方と0を比較して、大きい方をaとする
      • 例1
        • TOTAL値: 500
        • ノーツ数: 2000
        • (2*500-320)/2000 = 0.34
        • a = max(min(0.34, 0.15), 0) = 0.15
      • 例2(★4 Liberte-SuperSaw Epic mix- -ANOTHER-)
        • TOTAL値: 100
        • ノーツ数: 1703
        • (2*100-320)/1703 = -0.07404
        • a = max(min(-0.07404, 0.15), 0) = 0
  • LR2
    • ノーツ数が1001以上の曲の場合、TOTAL値によって決まる以下の値と1.0を比較して大きい方をbとする
      • 1000ノーツ以下の場合は図に表すのが大変過ぎたので省略
      • TOTAL >= 240 -> 1.0
      • TOTAL >= 230 -> 1.11
      • TOTAL >= 210 -> 1.25
      • TOTAL >= 200 -> 1.5
      • TOTAL >= 180 -> 1.666
      • TOTAL >= 160 -> 2.0
      • TOTAL >= 150 -> 2.5
      • TOTAL >= 130 -> 3.333
      • TOTAL >= 120 -> 5.0
      • それ以下 -> 10.0
      • 例1
        • TOTAL値: 500
        • ノーツ数: 2000
        • b = 1.0
      • 例2(★4 Liberte-SuperSaw Epic mix- -ANOTHER-)
        • TOTAL値: 100
        • ノーツ数: 1703
        • b = 10.0
本体ピカグレGREATGOODBADPOOR空プア
beatoraja0.15*a/0.150.12*a/0.150.03*a/0.15-4.0-8.0-4.0
Lunatic Rave20.10.10.05-6.0*b-10.0*b-2.0*b
ハード補正

ゲージ残量が以下の場合、ゲージ減少量に以下の値をかける

本体605040302010
beatoraja1.00.80.70.60.50.4
Lunatic Rave21.01.01.00.60.60.6

  • beatoraja
    • EASY
      • 回復しづらく、減りにくい
      • ノマゲと回復量が同じ
    • HARD
      • TOTALによるが回復しやすく減りにくい上に、ゲージ残量50%の時点で補正がかかる上に、ゲージ残量が減るほど補正が大きくなるので楽になる
      • 遅空プアがあるのに、空プアの減少量がLR2の倍ある(TOTAL値240以上の場合)
  • Lunatic Rave2
    • EASY
      • 回復しやすく、減りやすい
      • ノマゲより回復量が多い
    • HARD
      • TOTAL値によって回復量が変動せず、ダメージ量が変動する
      • 補正が本家の「半分」と違って0.6倍

機能など

  • beatorajaにはある
    • Gauge Auto Shift
      • ゲージ残量が0になっても続行可能な機能
      • 「これハードいけてたでしょ!」みたいなことが無くなる
    • FAST/SLOW表示
    • 緑数字
    • 解像度Full-HD
      • FAST/SLOW表示や解像度に関しては、本体を改造することによってLR2でも可能らしいが、本体改造は利用規約違反である。
      • 2024/04/23追記→ 僕の調査が足りず知らなかったんですが、LR2におけるFAST/SLOW表示やFHD解像度はDLLインジェクターという本体を改造しない方法でも追加することが可能な機能なので、必ずしも利用規約違反に当たらないようです。
    • LIFT
    • R乱
    • ASSIST EASY, EX HARD ゲージ
    • PERFECT, MAXのクリアランプ
    • 空プア数表示
    • 判定アルゴリズム変更
      • LR2準拠、IIDX準拠、などから選択可能
    • 鏡段位
    • LN, CN, HCNを切替可能(ランプ、スコアも別々に保存される)
    • bmsonが使用可能
      • キー音の分割をある程度本体側でやってくれる譜面制作フォーマット
      • 作る側からするとかなり楽らしい(作ったこと無いので詳しくは知らない)
      • 詳細: bmson-BMSまとめ@Wiki
    • INFINITAS専用コントローラやDAOコンのINFモードを使用可能
      • DAOコンでインフィニタスもやる時にモード変更しなくてもよいので楽
    • プラクティスモード
      • 曲中の任意の部分から、指定したゲージ残量から開始できたりして便利。もちろん速度変更も可能
    • 2時間くらいプレイしても落ちない
  • Lunatic Rave2にはある
    • IRから譜面を借りる
    • 参加人数が多いIRがある
    • Auto Adjust
    • 古いPCでも動作可能
    • 参加人数が多いIR
    • オートスクラッチ
      • beatorajaにもAuto鍵盤も含めて実装予定があるらしい?
    • 今になっても使っている人が多いので、困った時に人に聞きやすい

結局どっちがいいの?

人によります。
個人的に、以下に当てはまる人はbeatorajaがオススメです。

  • Windows以外のOSを使っている
  • 高解像度の画面でプレイしたい
  • EX HARDゲージでプレイしたい
  • FAST/SLOWがプレイ中に見えてほしい
  • プラクティスモードで曲の一部だけを練習したい
  • LIFTが無いと何も見えない
  • インフィニタスもプレイする
  • なんか起きても自分で解決できる

以下に当てはまる人はLunatic Rave2がオススメです。

  • PCのスペックが低い
  • Javaをインストールするのがめんどくさい
  • 困ったら人に聞いて解決したい
  • ガチ割れ譜面を借りてIR1位を目指したい
  • 参加人数が多いIRで自分の実力を確認したい

参考

【メモ】LR2とbeatoraja判定幅とゲージの違い
beatoraja/GaugeProperty.java
beatoraja/GrooveGauge.java
beatoraja/JudgeProperty.java
㌤ on Twitter:”LR2判定 (垂直同期ON時の参考イメージ:https://t.co/CVbmOvJ9fA)… ”