開発が終了して10年くらい経つLunatic Rave2を今更勧めるのって、正直どうかと思ってたんですが、JavaをPCにインストールしないといけないのがめんどくさいな(僕は職業がエンジニアなので最初からJavaは入れてた)と思ってあんまりうるさく言ってませんでした。
しかし、最近JRE同梱版という素晴らしいものが出来たので、beatorajaのメリットからプレイできるようになるまでの手順を解説します。
目次
なんでbeatorajaが良いの?
適当に挙げただけでも以下のメリットがあります。
- EX HARD, ASSIST EASYゲージがある
- LIFTがある
- 設定変更のみで解像度Full HDで起動が可能
- 設定変更のみでFAST/SLOW、空プア表示
- Gauge Auto Shiftがある
- EX HARDゲージでプレイ後、ゲージがなくなればHARDゲージ、それも無くなればNORMALゲージまで自動で変更され、プレイ結果によって最適なクリアマークが点灯する
- メモリリークが無く、2時間以上プレイしても本体が落ちない
- 難易度表を簡単に追加可能
- 外部ツールを使わずにDAOコンのINFモードやINFINITAS専用コントローラでプレイ可能
- 見逃しと空POORを別々に表示
- プラクティスモードが存在
- リザルト画面でゲージを切り替えることが可能
- リザルト画面からのリトライ時、同じ配置/違う配置の両方でリトライ可能
詳しくは僕のブログの beatoraja vs Lunatic Rave2(LR2) にも書いてます。
環境
64bit版Windows
導入手順
ダウンロード、初回起動
- Mocha-Repository:Home > Download 内の「beatoraja-0.8.1-jre-win64」をクリックしてzipファイルをダウンロードします(この「0.8.1」の部分は数字が大きくなっていることもありますので、これより大きければそれをダウンロードしてください)
- ダウンロードした
beatoraja0.8.1-jre-win64.zip
を解凍ソフトで解凍します - 楽曲を追加します(後述)
- 解凍したフォルダ内にある
beatoraja.exe
をダブルクリックします - config画面が開きますので、「スキン」タブを開きプレイサイドなどの設定を行います
- LIFTを使う人は「プレイオプション」タブの「リフト」にチェックを入れておいて、LIFTの数字を設定しておきます
- 「起動」というボタンを押します
- 起動
- 起動したらキーボードの6番を押してキーコンフィグをします
- キーボードの左右を押して「7 KEYS」が表示させる(DPの場合14KEYS)
- Music Selectの部分を「2dx sp」(DPの場合「2dx dp」)に変更する(キーボードの1で変更可能
- Controller Deviceの部分を、自分が使っているコントローラに変更する(キーボードの2で変更可能
- キーボードの上下とEnterキーで各キーのコンフィグを行う
- キーボードの5番を押すと詳細オプションが開くので、緑数字を設定します
- ついでに、ゲージオートシフトが必要であれば設定しておきます(画面に説明付き)
- スタートボタンでオプションを設定した後、コントローラの1番で曲が始まります
今まではJREのインストールなど色々必要でしたが、今はこれだけで可能です。
楽曲の調達
なんらかの楽曲が入っていないと起動が出来ないので楽曲を調達します。
LR2からの移行などで必要ない人は無視して構いません。
- GENOSIDE-BMS Starter Package- 内の「DOWNLOAD」というリンクから楽曲をダウンロードします。
- 任意のフォルダに自動解凍のexeファイルをダブルクリックして解凍する
- beatoraja起動 > config画面 > 「リソース」タブ > BMS Path の右側にある「+」ボタンを押して、↑の手順で解凍した場所を選択
- しばらく待つ
以上の手順でOKです。
スキンについて
デフォルトのスキンはお世辞にもきれいとも見やすいとも言えませんが、上記の方法でダウンロードしてきたzipファイルには、ModernChicというスキンが同梱されております。
以下にスクリーンショットを貼っておきますが結構普通に見やすいです。
スキンの設定
beatoraja起動 > config画面 > 「スキン」タブ > スキン種類「7KEYS」 > スキン「ModernChicPlay(SCURO)-2」を選択し、あとは表示されている通りに設定を行えばOKです。
説明も画面に書かれてます。
ダークモード
config画面の「スキン」タブの「(255で真っ暗になります)」と書いている数字を全て255にすればダークモードになります。
INFINITASコントローラについて
お使いのコントローラがINFINITAS専用コントローラだったり、DAOコンの新基板のINFINITASモードを使っている場合、以下の手順を行えばそれらのスクラッチを使用可能になります。
- beatoraja起動 > config画面 > 「Input」タブを開く
- 「アナログスクラッチ」にチェックを入れる
リザルト画像に萌え萌えの女の子を使いたい場合
beatorajaはFull-HDなので、リザルト絵の女の子がキレイに表示されます。
萌え萌えの女の子をリザルト絵にするんだから、キレイに表示されるbeatorajaを使うのが当然の礼儀だと思います。
解像度が低いLR2で萌え萌えのリザルト絵を使うということは、美少女のポスターを貼ってる家でタバコを吸いまくってヤニまみれにしてるのと同じですよ。
ランクごとに女の子を分ける
beatoraja0.8.1\skin\ModernChic\Result\parts\bg\result\rank\
内にランクごとにフォルダがあるので、各ランクで出したい女の子の画像を入れる(png形式のみ)- config画面 > 「スキン」タブ > スキン種類「RESULT」 > スキン「ModernChicResult-2」を選択
- 背景パターン > 背景表示パターン を「Rank」に変更
- 背景選択 > 背景(AAA)、背景(AA)、背景(A) を「Random」に変更
こうすることによって、Aランク以上を出すたびに毎回違う女の子をリザルト絵に表示できます。
難易度表の追加
僕はLR2で難易度表を入れる方法はわからないんですが、確かLR2をやってた時めんどくさくて難易度表を入れずに適当にやってた記憶があるので多分めんどくさかったんでしょう。
ですが、beatorajaは簡単に難易度表を入れることが出来ます。
今回は satellite難易度表 を入れてみましょう。
- config画面 > リソースタブ > Table URL の部分にある空欄に https://lite.stellabms.xyz/table.html と入力する
- 「+」を入力する
- 「難易度表読み込み」をクリック
以上です。
IRについて
IRは一応存在しますが、人が少ないです。Mocha-RepositoryのIRでは★1の星の器ですら723人(2021年1月20日現在)しか登録がありません。
その上、IRの登録スコアから譜面を借りてくることも出来ません(IRに登録された情報に譜面の配置という情報がない)
- Mocha-Repository:Register から必要事項を入力し、「Register」をクリックします。
- そうするとメールが届くはずなのでメールの指示に従えば登録完了です
- beatoraja起動 > 「IR」タブ > 「IR」で「mocha」を選択
- UserIDとPasswordに先程登録したIDとパスワードを入力
- 起動
感想
僕は普段、普通にJRE同梱版ではないバージョンでLITONEスキンを使ってプレイしていました。
今回この記事を書くために試しにModernChicスキンを初めて使いましたが、全く問題なくプレイ出来てびっくりしました。こんな素晴らしいスキンを同梱してくださって本当にありがたいです。
最後に
導入にあたって質問があれば僕のTwitter(コメント欄は閉じてます)@ukitouchtypist までリプライを送ってください(DMは相互でないと送れません)
(2021年3月17日追記)と思ったんですが、僕はフォローしていないアカウントからの通知を切っていたことを投稿してから2ヶ月くらい経ってから思い出しました……。